2011年4月21日木曜日

Eye-Fi ダイレクトモード転送の制限事項

デジカメで撮影した写真や動画をWi-Fi経由でオンラインサービスや特定のPCに転送できるEye-Fiカード に新たな機能としてダイレクトモードが追加された。

アイファイ、撮影画像をスマートフォンなどに“直接転送”できる新モード

ダイレクトモードを使うと、Wi-Fiなど転送用無線LAN環境がない環境で、別にソフトをインストールしたiPhoneやアンドロイド端末に直接データを転送できる機能である。この機能を使うと、iPhoneのカメラより遙かに高画質で撮影したデジカメの写真をiPhoneに転送して、加工してブログやTwitterにアップするという連係が可能になる。

ということで、最新のファームが公開されたので手持ちのX2 Proカードをアップデートして試してみようとしたのだが、ここで問題発生。

既に利用しているX2 ProのEye-Fiカードには、自宅のMacにデータを転送するような設定を従来からしているのだが、ダイレクトモードの機能をONにすると、このPCへの転送機能が使えなくなるのである。つまり、ダイレクトモードであろうが従来のWi-Fi ネットを介したPCへのデバイス転送であろうが、1枚のEye-Fiカードに転送先デバイスとして指定できるデバイスは1つだけという制限なのである(これまでの機能の拡張と考えれば当たり前と言えば当たり前なのだが)。

そうすると、このカードをダイレクトモードで利用するに設定してしまうと、結果としてPCへのデータ転送はできないEye-Fiカードとなってしまう。これでは今までの使い勝手が大幅に低下してまうことになる。

もちろんコレを回避する策として、ダイレクトモードで転送したデバイスから、さらに指定したPCへ転送するというオプションがEye-Fiから提供されているアプリにはあるのだが、


  • デジカメ(Eye-Fi) --Direct Mode--> iPhone/iPad --> Wi-Fi Net --> PC(Mac)
というワンクッション余分な転送操作が必要となってしまうことになる。

うーん、ダイレクトモードもっと使えるか期待していたのにちょっと残念。せめて、特定の画像だけはダイレクトモードで転送して、残り全部はPCへ転送するという従来の転送機能にプラスアルファの転送機能としてもらえると嬉しかったのだが。

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