2010年9月21日火曜日

iPadに複数ユーザーがアプリをインストールしたら

一般的には普段自分が使用しているiPadやiPhoneは、自分専用でパソコン(母艦)との同期やAppStoreからのアプリの購入も同じパソコン、同じアカウントで行うだろう。もし自分のiPadに別のアカウントでアプリをインストールしたらどうなるのだろう。レアケースではあるが、機会があったので記録しておこう。

普段太郎さんが使っているiPadで、次郎さんが次郎さんのアカウントでアプリをAppStoreからダウンロードすると問題なくインストールできた。次にその太郎さんのiPadを母艦と同期すると同期処理が実行されるがこのときに次郎さんがインストールしたアプリは太郎さんの母艦へ同期されない。これは母艦とiPadが太郎さんのアカウントで認証され紐付いているためだ。アップルのコンテンツ管理のポリシー通りである。逆に太郎さんのiPadを次郎さんの母艦と繋げれば、次郎さんアカウントのコンテンツは次郎さんの母艦へコピー可能だろう。

つまり、一つのデバイス内に複数アカウントに紐付いたコンテンツが共存して存在可能ということだ。ここで面白いのは、太郎さんのiPadのAppStoreでアプリのアップデートを実行すると所有者を問わず太郎さんの購入したアプリも次郎さんが購入したアプリもアップデートできる点だ。この厳密な様で、ちょっと緩いコンテンツ管理がアップルのポリシーなのだろう。ユーザーの利便性を犠牲にしない程度の緩さだが、大半が合意できそうな合理的制約。なかなか面白い。

まぁ、こんな使い方は普通の人はしないと思うが。



2 件のコメント:

  1. 自己レスです。

    >つまり、一つのデバイス内に複数アカウントに紐付いたコンテンツが共存して存在可能ということだ。ここで面白いのは、太郎さんのiPadのAppStoreでアプリのアップデートを実行すると所有者を問わず太郎さんの購入したアプリも次郎さんが購入したアプリもアップデートできる点だ。

    と書いたが有料アプリのアップデートにはそれぞれのアカウント権限(パスワード)が必要なようだ。つまり次郎さんが購入したアプリのアップデートは次郎さんのAppStoreのパスワードが必要なようだ。

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  2. さらに自己レス。

    アプリのアップデートにはそれぞれ購入者のアカウントでのアップデートが要求される(有料も無料のAppともに)ようだ。

    1台のデバイスに複数のアカウントで購入したアプリを入れておくことはできるが、アップデート時にはそれぞれ本人認証が必要ということのようである。

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