昨年の10月にiPhone4Sを購入したあと、
バッテリ付きケースのMopie Juice Pack Air を愛用してきたのだが、最近はiPhone4Sをキッチンタイマーにしたり、短パンのポケットに突っ込んだりと夏場の生活に合わせてラフに扱う場面が増えてきた。Juice Pack Air ももちろんプラケースで保護しているし、液晶保護シートも張っているので通常の利用では故障するほどの破損はないのだが、うっかり落としたり、あるいはちょっと濡れた指でホームボタンを触るというシーンには心もとない。バッテリケースを充電しておけば、だいたいフル充電は2日に1回で済むというのもJuice Pack Airの大きな魅力であったのだが、iPhone4Sの物理的保護を優先するために、ちょっとゴツメの保護ケースを購入した。
対衝撃、防塵などを謳うiPhoneケースはいくつかあり、ちょっと調べた所ではBallistic, Griffin, OtterBoxなどのブランドがあるようだ。防水まで踏み込むと、選択肢はかなり限られるのだが、日常的なラフさからのiPhoneの保護であれば、そこまでのガードは不要ということで、対衝撃、防塵をキーワードに絞り込んで選んだのが、OtterBoxのDefenderシリーズである。
ポイントとしては、
- iPhoneに対する対衝撃、防塵が期待できること
- 各ポートやボタンも保護されているがアクセスできること(Dockコネクタ、イヤホンジャックなど)
- カメラの撮影に支障がないこと
- 液晶画面にも保護シートがあること
といったところ。
Ballistic の HC(Hard Case)シリーズとOtterBoxのDefenderが候補になったのだが、Googleの画像検索などで確認したイメージ写真が無骨さの中にもシンプルにこだわったデザインであると思うという個人的主観でOtterBoxのDefenderにしてみた。
近所のショッピングモールの携帯ショップで探した所、どうもA$70と、かなりいいお値段。一クラス下のCommuterだとA$40ほどだったのだが・・・、思い切って買ってみました。カラーは黒です。黒しか置いてませんでした。
外箱です。
パッケージ裏面です。3層の保護構造の解説があります。保護シート、ポリカーボネートケース、シリコンカバーの3層保護です。
パッケージを開封すると内部に手順がイラストで書かれていますが、ちょっと分かりにくいですね。
こちらは装着前のDefenderです。写真からも保護スクリーンがあるのが分かります。
シリコンの外側保護部を引っ張っては剥がして、2枚におろした所。内側からポリカーボネートのケースが出てきます。
さらに、ポリカーボネートのケースをラッチを外して分離すると、3枚におろせます。ここにiPhone4Sを組み込んで、元に戻します。
こちらが完成形です。iPhone3GSで撮影したので、ちょっと写りが悪いですが液晶画面も奇麗に見えているのが分かります。液晶部の周りに淵が付きます。ちょっとタッチしにくくなりますが、画面保護を考えるとこれくらいの段差は必要なのでしょう。ちなみに、もともとアンチグレアの保護シートをiPhone4Sに張っていたで、保護シートが2重になっています。また、液晶上部のスピーカー部分とセンサー部分は、保護シートなしです。
こちらは横向きの写真です。画面タッチの感覚は悪くなったようには感じませんでした。製品によっては、保護シートをかぶせたときに気泡が入ってしまうこともあるようですが、このケースではすっきり密着したようで違和感がありません。
こちらは裏面の様子。アップルマークの窓部分には保護シートがありますが、カメラのレンズ部分には保護シートはありません。写真機能を損なわないですが、ぶつけると割れます。
こちらは付属のベルトクリップに装着したところ。
ベルトクリップ部は360度回転します。また、クリップを開いた状態でロックする機能があるので、スタンドのように置くこともできます。
ムービを見るには、ちょっと角度が垂直すぎますが。
こちらが裏面です。
外見は、ご覧の通りかなりゴツメの印象に変わりますが、手にするとずっしり感がしっかりあり、頼もしくなったのが実感できます。結果的には、多いに気に入りました。これならうっかり落としたり、ちょっと濡れた手で触ったりするくらなら気にせず使えそうな感じです。
Dockコネクタ、イヤホンジャック、マナーモード切り替えスイッチ部分はシリコンケースが開閉式になっています。それ以外の電源スイッチやボリュームスイッチはシリコンケースに覆われています。注意点としては防塵は期待できますが、防水ではありません。下部のスピーカ部分や通話用のスピーカー部分などはむき出しです。
付属のベルトクリップは個人的には、なくても支障がないかと。アウトドアで作業する場合にはあると便利なのかもしれませんが。
なお、日本ではアマゾンなどで4,000円弱で入手できるようです。また、カラーバリエーションもあるので、好みで選べるようですね。