Skypeアプリを立ち上げ、サインインしたままのiPadを充電を絶やさぬよう維持しておくことでSkype電話機として利用することをメインに想定したのだが、2ヶ月を経過したところではほぼ目的の用途には使えているようだ。
オカンのこの2ヶ月の利用アプリをヒアリングすると、
- Skype(受発信)
- Facetime(受信専用)
- メール(送受信)
- はっぴー便り(受信専用)
- Mobileギャラリー(閲覧専用)
の結果となった。基本的に自らアクティブに発信するのはメールとSkypeで残りは、受信や閲覧といった使い方になっているようだ。
では、オカン的キラーアプリのSkypeのその後の利用についてヒアリングした結果を記しておこう。従来、ノートPCあるいはiMacG5で行っていたSkype通話をiPad2に置き換えた訳だが、総合的に見ると概ね良好(成功)と言えそうである。
iPad2でのSkype利用時のプラスな面をあげると
- PCほど起動や終了に時間や操作が必要ない
- インカメラやアウトカメラがあることでビデオ通話時にいろいろと映せる
- Wi-Fi接続なので会話中にiPad2の持ち運びが可能
というものであった。
1)は、想定される結果だったのだが、2)と3)が意外と大胆な使い方となっていた。具体的に言えば、Skypeのビデオ通話モードのiPad2を持って、家の中や果ては庭にまで出てカメラでいろいろと映しつつ相手としゃべり続けるのだそうだ(笑)。例えば、庭の百合の花が咲いたとなれば、iPad2を持ったまま庭まで出てアウトカメラで花を映しながら、「どうきれいに咲いているでしょ」と一人でやっているらしい。Wi-Fi接続が庭まで届くことと、持ち運べるiPadだからできる荒技だが、お隣のお宅の方が見たら、「変な板を両手に持って、独り言をおしゃべりを続ける危ない(ぼけた)お年寄り」と勘違いされないだろうか。
逆にいくつか気になる点もあったようだ。
逆にいくつか気になる点もあったようだ。
- Skypeアプリをバックグラウンド実行しているのでiPadのバッテリー消費がやはりはやい
- Skypeアプリにサインインしていても、相手側のSkypeのコンタクトリストに現れないことがある
1)は当初から想定されていたので、こまめに充電する、あるいはACケーブルを常時繋いで利用することでカバーしてもらった。新たに発覚したのは、2)の問題である。Skypeアプリでサインインした状態のiPadを常時スリープ(バックグランドでSkype待機)させたままにしていると、オカン側としてはサインインしているつもりなのだが、話し相手のSkypeのコンタクトリストにはオフラインとして表示されて通話ができないことがある。実際、自分のコンタクトリストにオカンがオフラインと表示されることを確認した。その場合、オカン側でサインあうとしてサインインをやり直す、あるいは一度Skypeアプリを終了して再度起動するなどのアクションが必要のようであった。Skypeのオンライン状態が安定的に維持されると、ほぼ実用上は問題がないレベルなのだが。
いずれにせよ、こちらの予想を上回るオカンのSkypeの大胆な利用法にちょっと驚きであった。今後も、要観察である。