一方、以前から使っているNikonのD200は記録メディアがCFタイプであるため、そのままではEye-Fiが利用できない。かといって家の中での撮影はそんなに枚数がある訳でもないのに、Macへの画像取り込みの手間ばかりがかかってしまう現状だ。なんとかD3000のようにスマートにできないかと思い、ちょっとトライしてみた。
ネットの情報を漁っても、なかなかD200とEye-Fiの情報はカメラが古いこともありあまり出てこない。とりあえず、試行錯誤でいろいろやってみた結果をメモ代わりに残しておくことにする。
使用したのは以下の機材である。
- Nikon D200
- Eye-Fi Share2G
- Panasonic SD-CFアダプタ
まず、古いEye-Fi ShareをPanasonic製のSD-CFアダプタにかませてCFスロットへ入れる。無事認識されれば、撮影可能枚数が表示される。認識されたら後は、撮影してみよう。撮影後、PC側へ転送されてきていればOKである。D200はEye-Fi連携機能などないし、Eye-FiもSD−CFアダプタを介しての利用についてはサポートしていないので確実に動くという保証はないが、いろいろと試してみた結果次のような感触を得た。
- D200の撮影可能状態(シャッターボタン反押ししてファインダー内情報が表示されている状態)でないと転送が開始されない。これは恐らくEye-Fiが必要とする電力が待機状態では得られないためではないかと思われる。
- 上記1.を考慮して撮影後すぐに画像転送が開始されるようにするために設定項目の「反押しタイマー」を16秒にセットした。この状態であれば、無線LANの範囲ないであれば1枚撮影したあとそのままにしておくと(撮影可能状態が16秒維持されるので)、画像転送が始まりJPEG L Fine 1枚、5秒程度で完了する。
- Eye-Fi ShareではJPEGしか転送できないのでRAW撮影には適用できない。
- 当然のことながら、省電力モードに移行する時間を延ばしていること、Eye-Fiが転送のために電力を消費することから、通常よりも電池の減りが加速することになる。
上記の内容を飲めれば、D200でもEye-Fi連携が可能と思われる。しばらく、この設定状態で家の中で使ってみたい。
ちなみにより新しい Eye-Fi Explore 8G とサンワサプライのSDHC−CFアダプタの組み合わせではD200ではメディアを正常認識しなかった(撮影可能枚数のところにCHR)と表示された。できれば11nに対応したExploreの方が転送時間が速くて快適だとは思うのだが、残念。
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