2011年10月8日土曜日

買ってみた Nokia C2-03 Dual SIM Handset


ここオーストラリアはプリペイドSIMやSIMロックフリーの携帯電話やスマーフォンが気軽に買える。これまでのエントリーにもアップしたように既に通話用(iPhone)のSIMとデータ通信用のモバイルルーター用SIMと、複数枚のSIMを日常的に使うようになってしまった。特にデータ通信用には$29のチャージで5GB使えるWoolWorthMobileのプリペイドSIMを使っているのだが、実際には通話用のボーナスもあってOptusで$250、それ以外に$250利用できる。そうなると、データ通信だけしか使わないのはもったいない。しかも、レートは高いものの国際通話もできるので、1時間弱位は日本へも無料コールできる。そんなことで5GBは30日以内に消費するが、その間はSIMはモバイルルータの中にあるため音声通話するためにはいちいちSIMを取り出さないといけない。これは面倒だということでWoolWorthsMobileのプリペイドSIMをもう1枚買い足した。データ通信の5GBを消費したらモバイルルータから取り出して、携帯電話にセットして無料通話分をコールする。その間のモバイルルータにはもう1枚のプリペイドSIMをセットしてデータ通信する。後はこれの入れ替えを繰り返しながら使うことで、ボーナス分のデータ通信と通話料金を使い切ろうという魂胆である。

一方で携帯電話にSIMをセットするのも、通常は裏蓋を外し、バッテリを外してSIMを取り付ける仕組みになっているため頻繁にSIMを入れ替えるのは面倒である。つらつらと携帯ショップのカタログを見ていると噂には聞いていたDual SIM の機種が紹介されていた。安いもので$40、Androidが乗ったスマートフォンタイプだと$250と幅があるが、いくつかのメーカーから販売されているらしい。

Dual SIM携帯といってもいろいろあるようで、2枚のSIMは刺さるが待ち受けは同時には1つしかできない安い機種から、同時待ち受け(スタンバイ)できる機種など価格帯によっても機能に差があるようだ。せっかくなので一つ買ってみようとネットで調べて次ポイントを満たす機種をallphonesのカタログから選んでみた。ちなみに、Dual SIM ということで、当然ながらSIMロックフリーとなっている。

  1. Dual Stanby(同時待ち受けできること)
  2. SIMの取り付けが簡単にできること
  3. Facebook,Twitterくらいはできこと
  4. Bluetoothあり
  5. 価格は$100程度
候補にあがったのは次の機種。
  1. Samsung Ch@t 322 ($98)
  2. Nokia C2-03 ($128)
それぞれネットで調べたところ、Samsung Ch@t 322はQWERTYキーボード付きなのだがメモリが少ないとか、あまりレビューの評判が良くない。Nokia C2-03はそこそこというところ。Nokia C2-03と特徴としてSIMスロットが側面にあり、端末の再起動なしでSIM交換ができるというのが一つ特徴であった。他の機種は大体、裏蓋を開けてバッテリを外してSIMを入れ替えるという仕組みだ。確かに2枚入れ替えてそのもままという使い方なら支障はないのだろうが、今回のように月に1,2回入れ替えるとなるとサイドSIMスロット付きのNokia C2-03か、ということでこちらの機種にしてみた。ちなみにどちらもGSMしか対応していないので日本では使えない機種である。

初のNokia携帯であるが、パッケージはエコ用紙を使った簡易パッケージ。




こちらはパッケージ裏面。モデル的にはブラックとホワイトがあるのだが、ショップにはブラックの在庫しかなった。




付属品一覧。本体、バッテリ、ヘッドフォン、充電アダプタ、取説である。




さて、本体裏面のバッテリ下部にSIM1の取り付け場所がある。こちらは頻繁に入れ替えないSIMを入れておくスロットである。写真には写っていないが側面にSIM2のスロットがあり、こちらはカバーを外してプッシュロック式でSIMを取り付けられる。よく取り替えるSIMはこちらのサイドスロットにということである。




さて、早速TelstraのプリペイドSIMとWoolWortsのプリペイドSIMをそれぞれセットして電源を入れてみた。画面にアンテナマークが2つ表示されてそれぞれ異なるキャリア名が表示されているのがわかる。




さて、このDual SIMの運用であるが、音声通話、SNS、MMS、データ通信のそれぞれの用途にどちらをデフォルトで利用するかマネージメントソフトで設定できるようになっている。写真の例ではSIM1に音声通話(Call)を割当、SIM2にSMSとDataを割当て、MMSは未割当(利用時にその都度指定する)になっている状態である。この状態で誰かに電話をかけるとSIM1のTelstraの回線でかけることになり、誰かにSMSを送るとSIM2のWoolWorts(optus)で発信するといった具合だ。ちなみに着信はどちらのSIMに掛かってきても受けれるといった具合になっている。




C2-03のその他の感想としては、

  • タッチスクリーンになっているものの、操作感はiPhoneとは比べ物にならずかなり使いづらい。
  • SIM内に登録済みのアドレス帳がコンタクトリストに自動的に表示されて、うっとおしい。
  • 充電ブラグはUSBではなく、丸形のミニジャックになっていて専用充電器を持ち歩かないといけない。
と、あまり褒めるところがないです。たぶん、内蔵ソフトはあまり使わないので、電話機としてコンパクトだし、これで十分なんですが。

0 件のコメント:

コメントを投稿