以前話題にしていたデジタルフォトフレームが到着した。息子の誕生日のプレゼントにと義弟が送ってくれたものである。せっかくならばと12月に発売されたばかりの、無線LAN機能が付いたバッファローのPF-50WG/BKをお願いしていたのである。
http://buffalo.jp/products/catalog/multimedia/photoframe/pf-50wg/
まず、外箱から。意外と大きいのであった。開封するとフォトフレーム本体、ACアダプタ、スタンド足&固定ねじ、USBケーブル、取り説が納められていました。
次に、フォトフレームの外観写真です。保護フィルムがついたままですが、手前の携帯電話のサイズでおおよそのサイズがわかるかと思います。液晶のサイズは8インチ(800x600pixel)です。
ざっと、取り説を見ると主な機能は次のようなものであった。
写真の表示
動画の再生
音楽の再生(MP3)
カレンダー表示
アラーム機能
このうち、写真の表示では、表示ファイルのソースを
- 内蔵メモリ
- 挿入した各種メモリカード
- 無線LAN経由でNAS(DLNA)
- 無線LAN経由でオンラインアルバム「Picasa」「Flickr」
から選択できる。今回我が家で使いたかったのは最後の無線LAN経由のオンラインアルバムの表示機能です。無線LANの設定は、AOSSや手動設定などが用意されているので、自宅の無線LAN環境に合わせて設定すればOKです。
さっそく、「Picasa」のオンラインアルバムを表示しようと試してみたのですが、前提としてIDとパスワードを入力したいのいけないようなアクセスはできないようです。おそらく推測するに指定したURLへアクセスする簡易Webブラウザ的な機能があるようで、たとえば「Picasa」の場合ですと
http://picasaweb.google.co.jp/hogehoge
のようなURLで公開アルバムのURLになっているので、フォトフレームの「Picasa」のアカウント設定欄には、このホスト名/以下の hogehoge の文字列を設定することになります。これでhogehogeアカウントの公開アルバムにアクセスできるはずです。
普通は、アルバムを限定公開にしている場合が多いと思います。その場合のアルバムURLは
http://picasaweb.google.co.jp/hogehoge/ABC?authkey=hogehogehoge
のようにアルバム名とアクセスキーから構成されるURLになっていると思います。よって、この場合はアカウント設定に先と同様にホスト名/以下の
hogehoge/ABC?authkey=hogehogehoge
の文字列を(長いですが)設定してあげると、限定アルバムでもフォトフレームからアクセスできるようになります(なりました)。
このあたりは、添付の説明書には詳細な記載がないので、ある程度PCやWebの知識のある方でないと設定が難しいのではないかと思います。メーカ自体があまり、オンラインアルバムへのアクセス機能を目玉にはしていないのかもしれませんが。
とりあえず、
- 無線LAN設定
- オンラインアルバムの表示
- スライドショー
を試してみました。肝心の液晶の写真の写りは、不満のあるレベルではありません。
細かな機能ではフォトフレームの電源管理(ON、OFF時間のスケジューリング)などもあり、日本メーカーの製品としてある程度作りこまれている感じはしますが、メニューやリモコンの操作体系がものすごくわかりやすく、直観的という印象は受けませんでした。これこれしたいとき、どう操作すればよいのか、慣れるまでちょっと迷います。
しばらく、リビングで使ってみて、気づいたことを紹介できればと思います。