2013年2月20日水曜日

買ってみた C-LOOP 回転ストラップマウント

前回に引き続き、カメラのストラップのネタです。

前回のエントリでは、D200用に購入した片手用ハンドストラップを紹介しましたが、今回はNikon 1 V1(ミラーレスカメラ)用のストラップアダプタです。最近、BLACK RAPIDのようなカメラの三脚ネジ部分にマウンターを取り付けて、ストラップを使える商品が増えてきました。

この手の商品の課題としては、
  1. 専用ストラップの場合が多く、既に持っているカメラストラップが利用できない
  2. ストラップがねじれやすい
  3. 三脚ネジの取り付け金具が取り付けにくい(取り外しにくい)
という点があります。

今回紹介する BLACKPIXELのC-LOOPというストラップマウントは三脚ネジに取り付けるタイプですが、既存のストラップが使え、さらに回転するためストラップがねじれにくい仕組みになっています。さらに、取り付けに関しても今回紹介するタイプは、収納式の取っ手がついていて三脚ネジ部への取り付けが簡単に行えます。


ということで、Nikon 1 V1用にひとつ、アマゾンで購入してみた。


届いたパッケージ。今回は、ブラックを購入したので写真ではやや見にくくなっています。正規代理店なのか、ちゃんと日本語による説明書きがありました。

裏面にも説明がたっぷり。


開封して、取り出したところ。黒いのがそれです。サイズ比較のためにトランプを置いています。


マウント単体。折りたたみ式のノブを持ち上げたところ。この状態でノブをまわして三脚穴に取り付けます。


裏面のネジ。ウレタン上のクッションがあるのできつく取り付けてもカメラ側に傷などが入らないように配慮されています。


手持ちのストラップをマウントに取り付け、さらにV1に取り付けたところ。残念ながら、マウントの厚みがそれなりにあるのでカメラを水平に置くことはできず、レンズ側に倒れてしまいます。


この状態でカメラが回転するので、ストラップを体にかけた場合に絡まりにくくなります。また、V1では電池蓋と干渉しないので、取り付けたまま電池交換も可能です。


実際につり下げると、こんな具合でしょうか。


全体としては、アルミ削りだしの材質といい、質感は悪くありません。ちなみにもっと重量のある、デジイチもつり下げてみましたが、個人的にはちょっと強度が怖いので、ミラーレス用かなと割り切ることにしました。

全体的な課題としては、他の購入者も指摘しているように、小さい割に¥4,000弱という価格でしょうか。取り付けや取り外しの頻度が低い場合は、今回紹介した折りたたみ式のノブ方式ではなく、六角レンチで締め付けるタイプすると、価格も安くなります。


2013年2月19日火曜日

買ってみた HAKUBA カメラグリップ LH KGP-02

前回のエントリ「Nikon D200,D300でEye-Fi転送」で紹介した通り、SD-CFアダプタを利用することでD200,D300でもEye-Fiによるファイル転送が可能になったため、自宅内でもD200やD300を使う機会が増えました。自宅内での撮影が多くなると、D200やD300に長いストラップを付けたまま撮影するのは、ちょっと面倒な場面が増えてきました。カメラをぱっと取り出して、ちょっと子供達を撮影したりするのにストラップは邪魔です。仕方がないのでD200は、ストラップを取り外して利用していました。

しかしながら、自宅内とはいうもののさすがにD200もそれなりの重量のカメラなのでうっかり、子供とぶつかった際に落としたりしたらたまりません。何かいい策はないものかと、調べたところカメラグリップなるものがあることを知りました。カメラの右側のみに手の甲を支えるような形でサポートする片手持ち用のストラップです。

ものは試しということで、アマゾンで一つ注文してみました。お値段も比較的安い、HAKUBA の カメラグリップLH KGP-02です。

パッケージ表面。

パッケージ裏面。


グリップを取り出したところ。梱包状態だったので、このようになってますが実際には写真上部のストラップをカメラ右肩上部のストラップ穴に、固定プレートをカメラ底部の三脚穴に固定することになります。


裏面。


実際にNikon D200に取り付けてみました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、底部のプレート手前側に突起がありカメラのボディとあわせることでよりしっかりと固定することができる仕組みです。


カメラ前面から見たところ。


カメラ底面です。一応、固定用のノブ底にも三脚穴があり、このまま三脚に取り付けられる仕組みになっています。写真を見るとわかりますが、底面プレートが電池蓋と干渉するため、電池交換時はノブを緩めてプレートをずらす必要があります。なお、底面プレートの前後幅があまりないため、このままカメラを置くとレンズ側へお辞儀をしてしまいます。今回は、D200に小型の35mmF2を取り付けていたので、カメラを床に置くと、レンズ側へ倒れてしまいます。


実際に手を通してみたところです。グリップの加減は、お好みに応じてストラップを調整することで可能です。あまり、きつきつにしないのがポイントのようです。少なくとも、グリップに手を入れている状態で、手を広げてもカメラがすっぽ抜ける気はしないので、うっかりカメラを落っことすというミスは防げそうです。


まぁ、若干ごっつくなった感もありますが、カメラを落として心が凹むよりはということで、しばらく使ってみることにします。なお、同じHAKUBAのハンドグリップ KGP-04は、今時のカメラ用にカメラ底面部のプレートが少し小さめになっているようです。D200はどちらかというと、今となっては大きなサイズのカメラなのでKGP-02にしましたが、D3000あたりにはKGP-04がいいのかもしれません。なお、KGP-02は底面プレートが大きいことと、プレートにボディ背面と干渉(サポート)させる突起があるので注意が必要です。